ウソブクタマシイ ある日の想い

 
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 上野は鬼門なのであります。
前に下町風俗資料館の2階の窓から「あぁ、雨が降って来たな」と憂いておったなら、
館員のおばちゃんがやって来て「あそこ見てみ、ほらっ、オカマの立ちんぼ。あぁ、付いていかはった。
あんた、引っ掛かったらあかんよ。それとなぁ、ベンチに座ったらあかんよっ。
浮浪者の蚤とダニだらけやから」と教えられたのであります。
上野公園は行楽客と浮浪者にオカマの混じったカオスな場所なのであります。

国立科学博物館その1

 どうも、浮浪者の方々を見ると気持ちがざわつくのであります。
今回も、公園でお弁当を広げる家族連れの合間に横になっている人々。
子どもらの目には、どんな風に映っているんだろ?

国立科学博物館その2

 巨大な鯨の如く、何事にも動じない大きな心を持ちたいものであります。
固まりかけた心をほぐしつつ国立科学博物館へ。

国立科学博物館その3

 ドーン!恐竜であります。
太古のロマンであります。
国立科学博物館は、我が町の京都市科学センターの10倍以上のボリュームでありました。
(京都市科学センターのレトロさ、しょぼさは、それはそれで愛おしいのであります)

国立科学博物館その4

 トリケラトプス、正面から見たらペタンコなのだなっ。
何か所か上からも見れるようになっていたのでありますが、
背骨が、まるで鎧のようでありました。
自然の造形って、すごいのでありますねっ。

国立科学博物館その5

 恐竜の骨を見てロマンだ。
熊や鹿のはく製を見て「こりゃ、人間は勝てんわな」と感心してたのも束の間、
だんだんと心は落ち込み始めるのであります。

国立科学博物館その6

 骨はよくって、はく製はというのも勝手なのだけれど・・・・・・。
(ネコ科はいかん・・・・・・ネコ科は特にいかん・・・・・・)
いや、科学のためなのだろうけれど、
それなら、動物園はと聞かれたら、答えられないのだけれど・・・・・・。

国立科学博物館その7

 怒涛のはく製のラッシュであります。大小合わせると100体以上はあったのではないでしょうか。
はしゃぐ子どもらを見て、さらに僕は深淵へと陥っていくのであります。

国立科学博物館その8

 動物の目が綺麗で困ります。
固められてしまったライオンは何を見ているんでしょう。
ニーチェさんなる方が「お前が深淵を覗くとき、深淵もまたお前を見ているのだ」と申されておりました。
見られてるのは僕?

 さて、ここまで読んで見て下さった方に、
僕から鬱要因のおすそ分け。

国立科学博物館その9

 忠犬ハチ公だっ!
 僕と一緒に落ち込みやがれ。わはははは!
国立科学博物館のすぐそばには、生きている動物が見れる動物園があるから、
はく製なんか置かなくてもいいのに。
しかし、何でハチまで・・・・・・。

 
おまけ、上野動物園前交番

上野動物園前交番

 何で、こんな形なんでしょう?
ちくっと科学捜査隊の基地みたいで、くすぐられます。
こういうのは、大歓迎であります。
    21:55 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
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 あんなに暑かった夏が、このまま涼しくなるのかといぶかるほど猛威をふるっていた夏が、
気がついたら身を引いていて、いつの間にか秋であります。
芸術の秋なのであります。
ちくっと東京滞在記は置いといて、芸術の秋を堪能してきたご報告であります。

地下鉄構内に自転車

 地下鉄丸太町駅構内に自転車!
誰ぞやのイタズラかと思いきや、前に回ると「駅業務」の貼り紙が。
うーむ・・・・・・迅速な業務、ご苦労さんと書きたいところだけれど、そんなに大きな駅かい?

アートステージ567

 アートステージ567さんで催されている「それぞれのネコ展」にうかがってまいりました。
総勢21名の方々が思いをこめた猫が、丸まったり伸びしたり跳ねたりしておったのであります。

2017年「それぞれのネコ展」その1

 こちら、ナカガワ暢さんさんの作品であります。(ご本人の許可を得て撮影しております)
夜の猫でありますねっ。

2017年「それぞれのネコ展」その3

 うむ、こちらは撮影失敗。何が描かれているか解りませんねっ。
どうぞご自分の目で確かめに行って下さい。

2017年「それぞれのネコ展」その2

 落ち着いた好い雰囲気のギャラリーであります。
模写する少女。将来の画家さんでありましょうか。
「それぞれのネコ展」明日の5時までの催しであります。
絵の他にも置物や小物雑貨が展示販売されておるのであります。

写真展オードリー・ヘプバーン

 猫のようにしなやかで、
猫の目のように表情豊かな「写真展オードリー・ヘプバーン」も覗いてきたのであります。
こんな表情豊かに魅力的な方だと写真家も撮っていて楽しいだろうなと思ったのであります。
9割方のお客さんが女性でありました。
そういや、ヘプバーンさんの主演作で僕の好きな「パリの恋人」は女性には、いまいち不評のようであります。
本屋で働く少女が、ファッションモデルとして見いだされと、よくあるシンデレラ・ストーリーなのでありますが、
相手役のフレッド・アステアさんが年を取り過ぎているというのが理由のようです。
夜の庭でステッキを小道具にアステアさんが、
闘牛士を演じるダンスシーンは見事なのでありますが、確かに王子様ではないですねっ。
こちらは、大丸ミュージアム京都にて、9月25日までの催しであります。

2017年ー東京猫その1

 おまけ、東京で再会した猫であります。
画廊近くの駐車場を住処にする町猫。2年ぶりの再会であります。
随分と貫禄が出て来たなぁーっ。また再来年に会おうぞよ。

2017年ー東京猫その2

 帝釈天参道の看板猫であります。
前に参道の真ん中で横になって撫でさせてくれた猫も健在で、店の奥で寝ているとのことでありました。
しかし、商品の上で良いのか?
寝にくくないのかねっ?
さてと、朝、早かったので、僕も猫のように丸まりますかい。
    11:55 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
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 個展の合間に見て回った東京のご報告なのであります。

泪橋を逆さに歩くのだっ

 何の面影もありませんが、ここには川が流れ橋が架かっていたのであります。
東京は台東区日本堤、山谷と呼ばれた場所であります。
「あしたのジョー」の舞台のモデルとなったドヤ街があった場所なのであります。

自家焙煎珈琲バッハ

 すぐ近くに東京コーヒー四天王だか御三家だかのカフェバッハ。
明るくこざっぱりした店頭に似つかわしくない張り紙が
「泥酔の方、お断り」

いろは商店街その1

  あしたのジョーの故郷、いろは会商店街は、残念なことに、ほぼシャッター商店街でありました。
開いているのは・・・・・・朝、早いというのに・・・・・・飲み屋さん。
「今日の仕事はつらかった~あとは~焼酎をあおるだけ~」
岡林信康さんが「山谷ブルース」で歌われておりましたが、
いや、まだ仕事前だろという早い時間なのでありますが、
癖の強そうなおじいさん、おばあさんの笑い声が聞こえてくるのであります。

いろは会商店街その2

 おたふくソースののぼり。
駐車場では「ウラァー!」怒鳴りながら立小便をする親父。
大阪にテレポーテーションしてしまったかと僕は固まってしまったのであります。
(大阪の方、ごめんなさい)

いろは会商店街その3

 事前に調べておった唯一の「あしたのジョー」関連の商品を売っておったパン屋さんも
店主の病のために閉店だそうであります。

ドヤ街からもスカイツリー

 この街からも見えるスカイツリーが、何だか白々しく見えたのであります。

いろは会商店街その4

 ジョーさんよっ。僕はあなたよりもマンモス西になりたいのよっ。
マンモス西と紀ちゃんの結婚パーティーのシーンは、名場面なのであります。
哀しいなぁーっ。

いろは会商店街その5

 「山谷ブルース」は「だけど俺たち泣かないぜ 働く俺たちの世の中が きっと きっとくるさ
そのうちに その日にゃ泣こうぜ 嬉し泣き」で締めくくられるのであります。
ここの住人が、商店街が、泪橋を逆さに渡る日はくるのでありましょうか?
(再開発の名の下に分散されるんじゃなくってねっ)

いろは会商店街ーあしたのジョー像
 
 商店街を抜けると、矢吹丈さんが商店街の方を見て微笑んでおったのであります。
    21:57 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
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2017‐東京アルコール編その1

 電車での旅のお供には、駅弁とビールなのであります。
江戸前寿司の始まりは屋台で、おにぎりほどの大きさであったそうですが、
このおにぎり寿司は・・・・・・途中で飽きてしまって・・・・・・お腹が膨れて・・・・・・食べきれんぞなもし。
やはり、お寿司が今の大きさになったのは理由があるのであります。
という訳で、本日は東京滞在記アルコール編なのであります。

2017‐東京アルコール編その2

 仮の住まいはビルの立ち並ぶビジネス街。
一件あった居酒屋に入ったなら、カウンターがない。
従業員二人は異国の方。
あぁ、これは外したかと思ったのでありますが、
安いうえに美味しかったのであります。
しかし、サラリーマンで賑わう中、一人でテーブルを占領するのは何やら申し訳ない。
 二日目は、ゴールデン街、
居酒屋の名前は、手塚治虫さんの漫画の題名。
店員さんは、禿げ始めた頃の泉谷しげるさん風と腕に入れ墨のお兄ちゃん。
見た目に反し二人とも礼儀正しいのでありますが、
どうにも人見知りな輩のようであります。
そして僕の横には外国人カップル。二人の世界に入っておられます。
どうにも居心地悪く早々に退出。

2017‐東京アルコール編その3

 目を付けていた浅川マキさんが流れる「裏窓」はドアの閉まったまま。
どうすべっと歩いていたら目に付いたのが「明日のジョー」のポスター。
中に入ったならば、あちこちにジョーのポスターに誰ぞやのサイン。
白い髭面にハンティング帽のマスターに聞いたならば、
アニメーターの方に知り合いがいるそうであります。
おぉ、面白そうな店を見つけたぞと思ったのでありますが・・・・・・。

2017‐東京アルコール編その4

 この親父、オーストラリアからの旅人、女性客二人が入ってきたとたんに豹変。
いそいそと自分のコップを持って、そちらのテーブルへ。
しかも、言葉の壁を超えるべく知恵の輪を2セットづつ用意する周到さであります。
あっという間に僕は空気化されてしまったのであります。
燃え尽きたよ・・・・・・僕は・・・・・・真っ白に・・・・・・。

2017‐東京アルコール編その5

 創業明治13年、日本初のバー、神谷バーであります。
ふっふふ♪僕を呼んでいるのは助平親父の店でなく本格的老舗バーなのだよと、
勢いよくドアを開けたなら「んっ!」迎えてくれたのは食券の自動販売機。

2017‐東京アルコール編その6

 そこは、バーというよりレストランかビアホール。
うーむ、そうきたか東京よっ。
くじけそうになる危うしジャミラじゃなくって僕の心。

2017‐東京アルコール編その7

 電気ブランサワーであります。
レモンにはさまっているのは、昔懐かし 安いケーキの上を飾っていた
一見、苺かサクランボに見えるゼリーなのであります。
ちくっと嬉しいけれど、どうやって飲むのだこれは?

2017‐東京アルコール編その8

 銀座であります。
立ち並ぶビルの合間に妖しげな路地。怪しげなネオンが光っておるのであります。
僕に似合うのは、やはり無頼派の愛したバーなのだとうそぶきつつ、

2017‐東京アルコール編その9

 鉄製の重たいドアをきしませつつ地下へ。
(おっ!秘密基地みたいで好い感じだぞっ)
そこは、昭和3年開店、太宰治さんの写真で有名な「バー・ルパン」であります。

2017‐東京アルコール編その10

 あぁ、しかし、そこは雰囲気はともかく、僕の懐、向きではなかった。
・・・・・・2杯飲んだだけで、3,680円・・・・・・。
あぁ、都会はかくも厳しいのであります。

2017‐東京アルコール編その11

 訪ねてきてくれた友人と安心安定のチェーン店居酒屋。
うーむ、これが僕の身の丈かっ・・・・・・。

2017‐東京アルコール編その12

 電車での旅のお供には、駅弁とビールなのであります。
居酒屋で食べた釜飯の深川飯よりも駅弁の深川飯の方が美味しい・・・・・・。
あぁ、さらに僕の身の丈は縮んでいくのであります。

きちんと栄養は取らなくっちゃ駄目ですねっ。
甘味とアルコールでは大きくなれません。強くなれません。
僕は小さくなる一方なのであります。
    22:19 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
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個展に来て下さった方々、ありがとうございました。
無事、京都に帰ってきたのであります。
東京での様子をつらつら、だらだらと、しばしお付き合い下さいませ。

2017年東京-甘味編その1

 慣れぬ土地に独りで来て、困るのは食事なのであります。
喫茶店とアルコールのある店は大丈夫なのでありますが、
御飯屋さんに独りというのが、どうも苦手なのであります。
淋しくってしかたがないのだなっ。
それで、今年の個展の間は、甘味とアルコールでカロリーを摂取することにしたのであります。
本日は、甘味編なのであります。

2017年東京-甘味編その2

 画廊のある神保町は喫茶店の宝庫なのであります。
タンゴが流れる老舗喫茶ミロンガ・ヌオーバのブルーベリータルトであります。
落ち着いた好い雰囲気であります。タンゴも好いなぁーっ。

2017年東京-甘味編その3

 場所は変わって山谷にある自家焙煎屋バッハであります。
オーナーさんの田口護さんは、コーヒーの神様と呼ばれてるそうであります。
しかし、僕にはカウンターの中に並ぶコーヒー豆の有難味は解りません。
散々、歩き回った後なのでアイスコーヒーとチョコレートケーキなのであります。
うーむ、本当に違いが解らん。
ちゃんと聞いて豆を選んで、ホットを飲むべきだったかっ。

2017年東京-甘味編その4

 たいやき神田達磨の羽根付きたいやきなのであります。
上品な味であります。甘さ控えめなのであります。
僕は、もっと下品で餡子がはみ出てるくらいのが好いなっ。

2017年東京-甘味編その5

2017年東京-甘味編その6

 東京で重宝したのが喫茶ルノアールであります。
何せ何処にでもあるのであります。
ところで、何故にジョン・レノン?

2017年東京-甘味編その7

2017年東京-甘味編その8

 神田伯剌西爾であります。
僕が勝手に神保町喫茶四天王と呼んでいる店の一つでありますが、
他に比べて、地下にあるので表がお洒落でないぶん、人の入りが落ちるのでありますが、
ここのコーヒーは美味しいのであります。
僕は普段はチーズケーキを選ばないのでありますが、
甘さ控えめなるものは、遠慮するのでありますが、
ここの自家製レアチーズケーキは、コーヒーの味を引き立ててくれるのであります。

2017年東京-甘味編その9

 差し入れに頂いたのであります。
お洒落系セルフ・レジで注文スタイル喫茶には、なかなか行く機会がないのでありがたいのであります。
(注文する時に緊張するのだっ。システムを理解しようと落ち着かないのだっ)
うふふ♪ありがとうございました。

2017年東京-甘味編その10

 人気店さぼうるであります。
ロールパン、ヨーグルトは売り切れで、ちくっと寂しいモーニング。
1955年開店だそうであります。
前日、前を通りかかった時はテレビの撮影だったようで、
石塚さん、彦摩呂さん、メイプル超合金の安藤なつさんの姿が・・・・・・あぁ、暑苦しい。

2017年東京-甘味編その11

城戸真理子さんの壁画、彫刻で飾られた古瀬戸であります。
うーむむむむ、イングリッシュプラムなるケーキ、こんなにぺったんこなのに680円。
クリームも苺も付いていないのに680円。
ラドリオならセットで10円のおつり680円。
カエルもびっくり680円。

2017年東京-甘味編その12

 シャンソン流れるラドリオであります。
日本で初めてウインナーコーヒーを出したお店でもあるそうです。
(ちなみに京都で初めて出した店は築地だそうであります)
ユーミンさんが、お忍びで来る店だそうであります。

2017年東京-甘味編その13

 最後は、神保町三省堂書店2階にあるカフェコンフォートであります。
甘納豆と柚子抹茶饅頭であります。
ちくっと、濃いコーヒーの飲み過ぎで、軽いのを聞いたらコスタリカを勧められたのでありますが、
おいっ!濃いやないかい。
しばらく、濃いコーヒーとケーキはいいかなっ。
    21:50 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
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