ウソブクタマシイ ある日の想い
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十代後半の頃でしょうか、街行く人の視線が辛く、
外に出る時は、常にサングラスをかけていたのであります。
目を隠す事で随分と気持ちが楽になったのであります。
今、思えば少々、自意識過剰だったのでしょう。
チャボさんが、自伝的エッセイで同じようなことを書かれていて、
楽になり笑っちゃったことがあります。
(チャボさんは、さらに酷くサングラスを黄色のマジックでぐりぐりに
塗られていたそうであります。)
この現象は大なり小なり誰にでもあるようで、
「俺は他人の視線なんか気にしない」なんて輩も
自分自身の視線には耐えられないようで、
表が鏡になっているサングラスを僕がかけていた時期は、
随分と閉口したそうであります。
何を隠そう、今でも、初対面の人は苦手なのであります。
営業活動は得意ではありません。
という事で、明日の妖怪フリーマーケットに向けて
管狐付きサングラスを作ったのであります。
普通のサングラスだとお客さんが引くだろうし、
これだと笑ってもらえるし一石二鳥なのであります。
・・・・・・ほんとかな?
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