ウソブクタマシイ ある日の想い

 
01
 
月岡芳年展その1

 京都伊勢丹の美術館「えき」KYOTOで催されている「芳年-激動の時代を生きた鬼才浮世絵師」に行って来たのであります。
これが、凄まじかったのであります。
江戸時代の浮世絵から芳年さんを挟んで、今の日本のイラストへ(ペンを主体に使われる作家さんの絵)へと
繋がっているのが、よく解ります。
それにしても、この躍動感。この細かさ。線の細さ。
芳年さんの画力もさることながら、
名も残らなかった彫り師、刷り師の方々に手を合わしたくなります。

月岡芳年展その2

 それまでの浮世絵の顔の描き方から脱却した芳年さんなのでありますが、
女性の顔だけは、それまでの伝統を踏まえているのは、どうしてなんでしょう?
色っぽいんですけどねっ。
気に入られていたのか、何枚も描かれている牛若丸の顔は、
それまでの浮世絵から脱しております。
しかし、よく見ると不細工なのであります。
二重顎なのであります。

月岡芳年展その3

 猫と戯れている女性の絵には「うるさそう」という題名が付いております。
「○○そう」という連作の一作であります。
猫の立場に立った題名でありますねっ。
「かゆそう」という絵の前で隣のカップルが首をかしげておったのであります。
胸をはだけて蚊帳から顔を出した女性の絵でありました。
今の若い人は蚊帳を知らないのでありますねっ。
さて、どれだけの絵を僕も理解出来てるんでしょう?

月岡芳年展その4

 ちくっと、今、描いてる絵のヒントにでもと伺ったのでありますが、刺激が強すぎたのであります。
とてもじゃないけど敵わない。
普段は買わない画録も購入。
洋画も好いけれど、日本の絵も素敵です。
恵まれたこの時代、この国に生まれて良かったなぁーっ。
ちくっと、血生臭い絵もあるので、全ての人にお勧めという訳にはいきませんが、
絵を描いている方は、是非、足を運んでちょうだい。
そして、僕同様、打ちのめされてちょうだい。
わははははは♪
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