ウソブクタマシイ ある日の想い

 
31
 
丸山明宏さん。その1

 何年ぶりだろう、久しぶりに紅白歌合戦を観た。
と云っても全編通してでなく、数十分ほどなのではあるが。
お目当ては美輪明宏さん歌う「ヨイトマケの唄」なのであります。

丸山明宏さん。その2

 個人的には、前に聴いた「ヨイトマケの唄」の方が抑揚が大きく好きなのでありますが、
やっぱり、本物は凄いなぁと思った次第であります。
この歌を唄う時は歌に敬意を示し黒髪で舞台に立つということであります。
歌のモデルは、中学校の卒業式、煌びやかな着物で着飾った母親の中、
一人、モンペ姿で、それでも凛としていた同級生の母親だそうです。
この歌をつくった時に三輪さんは、同級生を探し出し了承を得たそうです。
その時点で芸術家の覚悟と責任が見て取れるのであります。

丸山明宏さん。その3

 歌をつくるきっかけとなったのは、炭坑町でのコンサートであります。
炭坑労働者たちが安い賃金をつぎ込んでチケットを求め、客席を埋め尽くしているのを見て
「これだけ私の歌が聴きたいと集まってくれているのに、私にはこの人たちに歌える歌がない」と、
労働者を歌う楽曲を作ることを決意したのだそうであります。

まったく、もう格好いいなぁーっ。

 上手く年を経るということは、年を過ごしていくことじゃなく、失っていくことじゃなく、
幼少期に少年期を、その上に青年期を重ねるように、年を重ねていくことなんだなと思ったのであります。
だから、いつだって、その時代の自分を引き出しから出すことが出来るのであります。

年齢も性別さへも超えちゃって、
まったく、もう凄いなぁーっ。ちびっと泣いちゃったのであります。
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    22:06 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
30
 
2012.12.30 麗蘭

 ここ数年、毎年、出向いている麗蘭の年末ライブであります。
いつもよりも早い整理番号を手にし喜んでいたのでありますが、
過敏な胃腸を持つ哀しい男。
自分が舞台に立つ訳でもないのに、緊張したのか、お腹の調子が思わしくなく、
駅のトイレで脱糞していたところ、
ライブ開場の磔磔に着いた時には、僕の持つ番号はすでに過ぎており、
結局のところ、例年と同じ辺りに陣取ったのであります。
でもね、年末最後の磔磔でしか聴けない曲があるのだ。
今年はいつもと違い「ミュージック」が中盤に、
曲順の構成が変わるだけで、えらく新鮮に、
完成した作品を展示する身としては、
生ものの怖さはあるのでしょうが、ライブで観客の反応を受け取ることの出来る
音楽がこんな時は、とても羨ましいのであります。
例え音楽の才があったとしても、硝子のお腹を持つ僕には無理でありましょうが。
毎年、チャボさんが「年の瀬」で奏でる除夜の鐘が、
本物の除夜の鐘より、煩悩臭く暖かく、僕は好きなのであります。
HELLO 2013年 GOOD-BYE 2012年

ヘイ baby
Take It Easy
ハハハ
Love Love Love
泣いてたまるか
クッキーと紅茶

Music Lover(新曲)
尻切れとんぼのブルース(新曲)
太陽讃歌(新曲)

ミュージック
Yes We Can '2012
ゆく歳くる歳
今夜R&Bを...

Blue Blue
クレージー・ホース
Are You Alright
Hello Good-bye
Get Back
年の瀬
ミステリー

 そろそろ、ライブ盤でなく、かきっとした新しいアルバムが聴きたいなぁ。
    21:20 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
25
 
 ちょっと気になったニュース。
【ロンドンAFP=時事】25日のクリスマスを前に、英中部オックスフォードの大型店で、
サンタクロースに扮(ふん)した男性が、自分は本当のサンタではないと子供に告げ、クビになった。
 子供らの母親が地元紙に語ったところでは、ライアン君(10)ら3きょうだいに、
サンタは「世間には悪い人もいるし、悪いこともある。米国の子供らみたいなこともあるわけだ」と
14日に米コネティカット州の小学校で起きた乱射の話を始めた。
聞いていたライアン君は突然駆け出し「サンタ本人が本物じゃないと言った。
サンタの正体は父ちゃんだ」と叫んで回った。
 母親は地元紙に「腹の底から怒っている。子供たちは今も泣いている」と訴えた。
店側は、男性について「10年間、不平も言わず一緒にやってきた。彼とよく話し合いたい」と述べている。

ポルタ‐クリスマスツリー

 僕も意図せず、このおじいさんと同じようなことをしてしまったことがある。
地域の子ども会のような団体の青年部に所属していた時、
クリスマス会で、クリスマスにまつわる豆絵本を何種類か作り、
プレゼントのつもりで子ども達にばらまいたのだ。
残念なことに原画もコピーも手元に残っていないのだけれど、
当時、好きだった長谷川集平さんの絵を真似たタッチの白黒の小さな絵本。

 サンタクロースの正体が父親だと気付いた主人公の男の子。
思いを寄せている同級生の女の子にお父さんがいないことを知る。
母子家庭なのであります。
「大変だ!A子ちゃんのところに、サンタさんが来ない!」
それで何とかしなくっちゃと、
男の子、サンタクロースの衣装をまとい、愛犬をトナカイの代わりに
颯爽とA子ちゃんの家へと向かうのであります。
男の子を迎えてくれたのは、
サンタクロースの衣装を着たA子ちゃんと、A子ちゃんのお母さん。
男の子は暖かなテーブルを囲んで、
誰もがサンタクロースになれることを嬉しく思うのであります。

 そんな単純な内容の絵本であったのでありますが、
クリスマス会が終わり片付けをしている時に、
お母さんがやって来て
「うちの子、5年生なのに、まだサンタクロース信じてて、ちょっと心配してたんです。
こういう伝え方もあるんですねっ」と礼を言われたのであります。
幸い、お国柄の違いか、宗教観の違いか、
ロンドンでの出来事とは真逆の反応ではありましたが、
受け取り手のことを深く思慮していなかった僕は、
表現する側の覚悟と責任を痛感したのであります。

(別に小学校5年生の男の子が、サンタクロースを信じていてもいいじゃないか!)

京都駅‐クリスマスツリー

 でも、大丈夫。子ども達なら、サンタクロースのことぐらい、
すぐに飛び越えられるだろう。
それよりも気になるのは、
サンタクロースでないと告げざるえなかった、おじいさんの心境なのであります。
彼は、どんな聖夜を迎えたんだろう?
    20:05 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
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