ウソブクタマシイ ある日の想い

 
22
 
 京都に住みながら京都の三大祭りの祇園祭、葵祭、時代祭、いずれもきちんと観たことが無い。
何だか解んないけれど、これでは如何と急に思い立ったのであります。
それで、下痢腹を押さえながら京都御所へと向かったのであります。

御所の猫

 時代祭とあって駅を降りると御所へと続く道は黒山の人だかり、
勿論、御所も普段とは違い人・人・人であります。
それでも、さすが御所に住みかとするやんごとなき御猫様たち、
慌てず騒がず身繕いに余念がなく股間など舐められております。
 お金を出さずとも立ち見で充分、見れるのでありますが、
朝からの猛烈な下痢の為、体力に自信なく2000円払って椅子席に、
解説書付きでありますが、一分の隙間もなく詰められたパイプ椅子、身動き出来ません。
 
 解説書に寄ると「京都が日本の首都として千有余年にわたって培ってきた伝統工芸の枠を
動く歴史風俗絵巻として内外に披露することを主眼としている。」とあります。
そんなわけで、東京に首都がうつる幕末期から延暦時代まで、どんどん時代が遡ってゆくのであります。
「各時代行列に使用する衣装や祭具の一つ一つが、厳密な時代考証をもとに
作製された本物であるところに特徴がある。」とありますが、
茶髪どころか鬘から髪の毛がはみ出している輩までおって非常に興醒めなのであります。
可哀想に坂本龍馬さんの登場には周りから失笑が起きたのであります。
扮装する方には何の罪もないのでありますが、
福山雅治さんには、程遠いただのおっさんであります。

牛車

 牛車がやって来ました。想像していたよりも、かなりでかいで車です。
さすがに重いのでしょう。「こんなもん、引いてられっかよ」と牛さん歩みを止めました。
まだ500メートルも進んでおりません。
一所懸命、周りの人が引っ張っております。
これでは、牛車じゃなく、でかい人力車であります。

時代祭

 時々、行列は止まります。多分、あの牛さんが、また前でぐずっているのでしょう。
猫さん達と違い、多分、牛さんも馬さんもやんごとなき生まれではないのでしょう。
足止めをくった馬さんが「俺、走りたいよ~」とばかりに嘶き、ぐるぐると回り始めます。
幾頭もの馬を見ていると、それぞれの個性の違いがよくわかります。
違いと言えば、男性と女性も確かに違うようで、
カメラを構えているのは圧倒的に男性が多いようです。
そのせいか女性中心の行列になると、
急に、みな立ち上がりシャッター音が響き渡るのであります。
男とは困った生き物なのであります。
勿論、僕も例外に漏れないのであります。

巴御前

 男とは困った生き物と書きましたが、女性も同じようで、
延暦時代の朝服を纏った若い白人の男性陣が登場した時には、
「はぁ~色が白いとオレンジの服が映えるわ~」とあちこちから感嘆の声が漏れたのであります。
おしまい。












おまけ。清少納言さんと紫式部さん。
清少納言


 
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17
 
駄菓子

画材を買ったついでに百貨店に寄ったら、昔懐かし駄菓子の特設販売を催しておりました。
冷やかしのつもりで覗いておったのですが、
値段を見ていたら採算が取れるのかなと、他人事ながら不安になったのであります。
それで、母への土産に酢イカ500円を買い。
懐かしさついでにココア・シガレット31円、カレー菓子52円を買ったのであります。
子どもだった時分、50円や100円を握り締めよく駄菓子屋さんに向かったものであります。
50円や100円で充分、あれこれ悩むことが出来たのであります。
50円や100円で満足な夢をみることが出来たのであります。

 ところで、駄菓子とういうネーミングは、どうなんでしょう。
いかにも安っぽいパッケージに、怪しいネーミング。そこに魅力もあるのですが。
駄菓子は駄菓子としか呼べないほどに素敵なのですが、
駄菓子の駄というのは見下したものなのでしょうか。
駄菓子に対して良菓子というものがあるのでしょうか。
それは、値段のはった和菓子や洋菓子なのでしょうか。

菓子ではないけれど、
僕の描く絵は出来れば駄菓子寄りでありたいと願うのであります。
画壇に背を向け庶民に向き合った竹久夢二さんの絵のようにありたいと願うのであります。
でも駄版画とか駄画とか云わないでねっ。

 後日、別の店でココア・シガレットをみかけたのでありますが、そこでは25円でありました。
その辺りも怪しくていい加減で好いなぁ~。
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