ウソブクタマシイ ある日の想い
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姉の誕生日なのであります。
姉の友人が彼氏連れで来たり、
姉の友人の佐世保の米軍基地内の図書館に勤める異人さんが、やって来たりで、
なかなか賑やか、かつ和やかな雰囲気だったのであります。
おりしも、この日、佐世保には原子力空母レーガンが入港したのでありまして、
その事を異人さんに訊ねたのでありますが、
(勿論、日本語で訊ねたのであります。)
姉の拙い?大分、しょぱった通訳によると、
「でも、安全な艦だよ。」という答えが返ってきたのであります。
核が爆弾でなく、艦を動かすエネルギーに過ぎないから安全だと言っているのか、
そもそも、積んでいる戦闘機そのものが、全然、安全な代物とは思えないのでありますが、きっと、大抵のアメリカ人が、こういう認識なんだろうなぁー。
場の雰囲気を壊すのも何ですし、
国の問題を個人を攻めても仕方がないと思ったので、
(このあたりが日本人の弱いところなのだなっ。)
何よりも、僕は日本語し喋れないし、
何も言わず苦笑したのでありますが、
きっと異人さんには、日本人、特有の意味のないヌラリ笑いに見えたんだろうなーっとな。
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何でも輸入カエルとともに持ち込まれたウイルス、ツボカビ症により
国内のカエル、両生類が絶滅の危機に立たされているそうなのであります。
詳しい事は解らないのですが、
現在、屋外、野生での症状は見つかっていないとの事なので、
感染したのはペットのカエルでしょうか、水族館、あるいは食用でしょうか、
何にしろ人が呼んだ災いのようです。
人がカエルに呼んだ災いと言えば、地球温暖化、この冬の暖冬もそうであります。
この陽気に誘われて冬眠から覚めてしまったカエルがおるそうであります。
好い気持ちで寝ているところを起されるほど、辛いことはないのであります。
カエルよ僕は謝るゴメン許せ。
僕はといえば、この深刻な地球の上で、この陽気にカエル同様、騙されて、
早くも春眠暁を覚えずなのであります。
つまり寝てばかりいるのでありますなっ。
そんな理由で絵の方は、ちーっとも進まないのでありますが、
何しろ好い気持ちで寝ているところを・・・・・・起さないでねっ。
グー、グー、ゲッゲッゲロッパ!
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昨年、東京での個展で知り合った(版画を買ってくださったのだ。)
御高齢の神父さん村上光雄さん、
パステルで全国の教会を描いて回っているというのはお聞きしていたのだけれど、
今回、東京麻布のギャラリーで個展を開かれるのであります。
「やすらぎのキリスト教会 原画展」
第一部、2月14日(水)~24日(土)日曜を間にはさみ、
第二部、26日(月)~3月8日(木)の11:00~17:00です。
近隣にお住みの方は是非、足をお運び下さい。
ギャラリーのホームページです↓
http://www.g-la-ruche.com
僕の版画の中には神や仏を否定しているものがあります。
上手く言えないけれど、
無信仰が僕の思想な訳で、信仰している人をも否定するつもりはないのでありますが、
(マザー・テレサさんなど、僕の尊敬する人の一人でありますし。)
それでも、一つ一つ丁寧に観て下さっていた村上さんが、神父さんとお聞きした時に、
ちくっとした信仰している方への後ろめたさと、
宗教の勧誘かという莫迦な猜疑心とで、
正直、「やべっ。」と思ったのであります。
だけど、宗教どうのこうのよりも、
人間としての質が、大分、僕よりも上等のような方で、
宗教家としてでなく、一人の人間として僕の絵を観て下さっていたようで、
話して下さったようで、
僕が、「カトリックとプロテスタントとの違いもよく知らないんですよ。」と言っても、
「普通の人は、そんな事、知らなくてもいいんですよ。」と、
僕の絵の何を気に入って下さったのか、
次の日もお連れさんを連れて来て下さったのであります。
他人のための信仰は嫌だけれでも、
自分のための信仰は、ちくっと気持ち良いものなのだなと僕に教えて下さった、
非常に上品な方なお爺さんなのでありました。
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ポストを開けると思いもかけぬプレゼント。
ホームページを立ち上げた事で知り合った、大阪のさつきさんからなのであります。
どうも、有り難う御座いました。感謝感激なのであります。
今年、その大阪でと個展を考えているのでありますが、
なかなか場所が決まらない。
目ぼしい所をインターネットで調べ、2週に渡り出向いたのでありますが、
人通りの少ない場所にあったり、人通りはあるけれど妖しげな通りだったり、
絵を描くことよりも、その営業?活動が難しい・・・・・・
いや、その絵の進み具合も何なのだけれど・・・・・・。
どうでもいいのだけれど、大阪の人は歩くのが早い。
人混みの中、何だか取り残されたような気になる僕なのであります。