ウソブクタマシイ ある日の想い

 
30
 
数回しか見た事がないのだけれど、
樹木希林さんが出演されているフジフィルムのコマーシャルが好い。
樹木希林さんの若かりし頃の写真を映しながらナレーションが入る
「女優は時を止めようとするけれど、私は年を経ることを楽しみにしている。」
(うろ覚えです。)

 僕達は不幸にも若くして亡くなった役者さんや音楽家を多少の憧れを持ってカリスマ化しちゃうけれど、
ジェームス・ディーンさんだってブルース・リーさんだってジョン・レノンさんだって、
シド・ビシャスさんだって、ブライアン・ジョーンズさんだって、尾崎豊さんだって、
どんとさんだって、もっともっと生きたかったと思うのです。
売れなくなったて、おじさんになって髪が薄くなったって、お腹が出たって、
もっともっと生きたかったと思うのであります。

 どうやら僕は、子どもの頃、漠然と思ってた格好良い大人にはなれなかったようでありますが、目下のところ格好良い偏屈な爺になる作戦は着実に進行中なのであります。

 連日の自殺報道、全く、やりきれなくってしかたないのであります。
何にせよ生きていてこそなのであります。
子どもも大人も、もっともっと生きようよーぅ。
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29
 
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若者の活字離れなどと、よく耳にしますが、
日本は世界的にみても類にみない出版大国なのだそうです。
今や大型書店が流行りのようでありますが、
ほんの、ちょっと前まで、本屋と言えば、新刊書店屋じゃなく古本屋が主流の時代があったそうです。身近にいる爺ちゃん婆ちゃんに尋ねてみて下さい。
幸い、京都は大学生が多い街なので、今も古本屋さんが多いのであります。
ところが、この古本屋さん、一癖も二癖もありそうな雰囲気で、
(それが、また独特で好いのでありますが。)
気の弱い?僕など、なかなか長居が出来ない。
そんな訳でありまして、
 11月1日(水)~5日(日)
京都は百万遍知恩時にて京都古書研究会恒例の古本まつりが開催されます。
本好きの京都近郊の方、特に古本屋さんに慣れぬ方なんかは是非どうぞ!

   ↓地図等、詳しくはこちら。
http://www1.kcn.ne.jp/~kosho/koshoken/event.html
    17:53 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
26
 
テレビを点けると暗いニュースばかりで嫌になっちゃいます。
またもや、いじめが原因による中学生の自殺です。
顔のないいじめっ子にも腹が立つし、
人一人亡くなったというのに保守に走る校長にも腹が立ちます。
ここ7年間いじめによる自殺者が0なんて発表している
文部科学省とやらにも呆れてしまうのであります。
我こそは正義の報道も好きになれないのでありますが・・・・・・。

身分差別のあった時代以前からも、多神教のこの国は生贄文化でありました。
意識下にしろ無意識にしろ、
集団をまとめるには手っ取り早い手段なんでしょう。
科学が進んでも社会が変っても、人は変れないもののようです。

しかし、いじめられっ子の諸君。
社会は多様化しているんだぜっ。
学校へ行かなくたって勉強出来る手段もあるし、生きていけるさ。
逃げたっていいんだ。逃げればいいんだ。
だから死ぬなんて選択肢は絶対に選んでくれるなよ!
    17:55 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
22
 
 CMで問題の歌を聴いた時、僕も「あれっ?」と思ったのでありますが、
歌手の槙原則之さん(字あってる?)と漫画家松本零士さんが盗作問題でもめているのだそうです。
素敵なフレーズなどは、知らず知らずのうちに刷り込まれていたりする事があります。
僕なんかは意図的に、ちくっと加工して使ったすることがあるのであります。
何にしろ全ては模倣から始まるもので、完全なオリジナルは無いのであります。
要は、そこに先人への尊敬の念があるかどうかと思うのであります。
(「銀河鉄道999」が宮沢賢治さんの「銀河鉄道の夜」の盗作などと反論するのは愚の骨頂であります。)
是非は兎も角、
(余談ですが、この兎も角という漢字も元々は夏目漱石さんの当て字から始まったもので、使う人は盗作なーんてこじつけられるのであります。)
「島唄」を創った宮沢和史さんが、コピーではないかと悩んでいた時に、
琉球音楽の大御所ちゅうか異端児、喜納昌吉さんが贈った言葉、
「魂までコピーしてしまえば、それは、もうコピーではない。」とのやり取り逸話が僕は大好きなのであります。
ちくっと足踏みするような芸術の秋なのでありました。
    17:57 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
10
 
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先日、母が友人等と日帰りバス旅行で湯村温泉に出向いたのであります。
風呂嫌いの母なので(何でも風呂に浸かると疲れるんだそうです。)、
温泉地へ行きながらも、温泉には浸かってないだろうと予想して、
家の風呂の湯を抜かずにおいたのでありますが、
帰ってきた母は、
「足湯に浸かってきたから、今日は風呂は入らない。」とのたまったのであります。
湯村温泉と云えば「夢千代日記」の舞台となった地であります。
夢千代さんと云えば吉永小百合さんであります。
先日の麻布での個展でお話した活け花の先生が、
電車の中で吉永小百合さんと乗り合わせたそうです。
「目の前に乗っててん。プールの帰りかなぁーっ。すっぴんで乗ったはってん。
ああいう人は肌のため普段、化粧しやはれへんのかなぁーっ。そやけど普通のオバサンやったで。」と、
笑いながらも、逆三角形の目をしてのたまわれたのであります。
御歳61、初老のはずの吉永小百合さんが素顔で普通のオバサンで通じるのも怖いけれど、(まさに女優という化け物ですねーっ。)
逆三角形の目になった活け花のオバサンも怖いのであります。
なによりも、足湯で風呂に入ったと言い張る僕の母親が怖いのであります。
星よりひそかにぃ~♪  僕はふるえるのであります。
雨よりやさしくぅ~♪  僕は後ずさりするのであります。

    17:58 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
08
 
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先日、忌野清志郎さんの新譜「夢助」が発売、購入。
あれっ?治ったのと束の間喜んだのだけれど、
入院前にナッシュビルで録音されたものでありました。
王道ロックン・ロールなのでありますが、
どうにもこうにも病床のキョーシローさんと重ね合わせて聴いてしまい、
感傷に流されてしまうのであります。
本人は、そんな聴き方、望んでないでしょうけれど、悪い癖であります。

 Oh 何度でも 夢を見せてやる♪
 Oh ダイヤモンドが 輝いてる夜の夢♪

回復を心より祈っております。
この版画、しばらく前の作だけれど、やっぱり暗過ぎ(そこを狙ったのだけれど)。
今度、彫り直さなくっちゃ。
あゝ、やんなきゃいけないことが増えていく・・・・・・悪い癖?
    18:01 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
04
 
あゝ子どもって、こんなによく泣くもんなんだと感心させられるくらいに、
毎日、僕ん家の裏にある家に住む女の子が泣いております。
丁度、家の風呂がそちら側に面しているので、
湯船に浸かっていると否が応でも聞こえてくるのであります。
「早よう片付けなさい。」
「よう片付けへん。」
「全部、片付けなさい。」
「よう片付けへん。」
この会話が5分ほど繰り返されたあと(その間も子どもは泣いております。)
お母さん、ついに堪忍袋の緒が切れたようです。
「全部、捨てるで!」
女の子、泣きながらも強情です。
「捨ててえぇー!(いい)」
ここで2分ほど沈黙が訪れたあと、女の子の金切り声が、
「アンパンマンは捨てんといてぇーっ!」
絶妙の間だったので、悪いと思いつつ湯船の中で噴出してしまいました。

そういえば、
子どもの頃より、今の方が断然、物持ちになったのに、
宝物といえるような物がなくなったような気がします。
透明のビー玉や、金粉の塗ってあったメンコ。
壊れた銀球鉄砲。
はては、いかにも骨といった形をしたフライドチキンの骨。(僕は犬か。)
成長して物に執着しなくなったというのとも違う気がします。
物じゃなく心の中にあるものが宝物なーんていうのとも違う気がします。
特別に欲しい物がないというのも、
特別に大切にするものがないというのも、
何やら寂しい気がするのであります。
アンパンマン、この感情を僕に教えてくれんかねっ?
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    18:02 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
03
 
 先日、版画作品が沢山、掛かっているから観てみなさいと、
蕎麦屋へ連れて行って貰ったのであります。(ごちそうさまでした。)
掛かっている版画は多色刷りであったものの僕と同じような詩と絵のスタイルで、
ちくっつと営業しなくてはと、ホームページを覗いて貰わなくっちゃと、
店のおばさんに「インターネットされますか?」と訊ねたのであります。
おばさんの返事に感心したのであります。
「いやいや、私そんなん全然あかへん。好きで追っかけしてるブルースマンのスケジュール、チェックするぐらい。」
むむむ、ブルースとなっ!
カラオケで演歌など歌ってそうな風貌の普通のおばさんだったので、
少々驚いたのであります。
実は僕、時々、通ぶって知ったかぶりするものの、
ブルースを掴みそこねているのであります。
黒人ブルースよりも白人ブルース、
白人ブルースよりも日本人ブルースに流れてしまうのであります。
きっとそれは流れている血なのだなっなどと思ったりするのであります。
昨日に引き続き純日本人の早川修なのであります。

あゝでも、昔、京都のライブハウス磔磔で聴いた無名の黒人ブルースマンは、
(何でも磔磔のスタッフがニューオリンズで聴いて招聘したとの事でした。)
それまで聴いた、どのブルースよりも格好良かった。
本場のブルースは生で聴かなくっちゃ解らないということでしょうか、
録音の問題?聴かせかたの問題?
    18:05 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
02
 
 うむむむ。良くも悪くも僕は純日本人であります。
精一杯ポップな絵を描いているつもりなのでありますが、
どうも、若い人よりも年配の人の方に受けがいいようであります。
何やら若かりし頃を文学少年少女だった頃を思い出させるそうであります。
白髪のお婆さんに「私達の世代向けやねっ。」などと云われてしまうのであります。
それはそれで勿論、有り難いことなのではありますが、
時々、作品の訴えが内にしか向っていないようで不安になるのであります。
どうにもこうにも作品が内向的なのは、
どうも一時期はまった日本文学特有の私小説の影響なのではと推し量っているのであります。それはそれで作品の武器になりうるのでありますが、グローバルだのインターナショナルだの今の時代に組み込めないのは、ちっと寂しくもあるのであります。
さてさて本題。
「家守綺譚」梨木香歩さん、新潮文庫362円(税別)が思いのほか面白かったのであります。梨木さんは「裏庭」「西の魔女が死んだ」などの売れっ子作家。何を今更などと言われてしまいそうでありますが、今までの作風とは、ちくっと色合いが違うこの作品。
一昔前の文体を装い一昔前の日本を描いているのであります。
ノスタルジーに訴えながら現代を省みさせる力。
純日本を描きながら、どこかに漂う異国臭。
うむむむむ。こいううのを才能と言うんだなぁーっ。脱帽。一読あれ。
    18:06 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
01
 
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難病と闘いながら二十歳で亡くなられた少女の書き溜めていた詩を、
お父さんが自費出版されたのであります。
以前、ちくっとした縁で、
その詩を素にアクリル画を描き贈らせて頂いたのでありますが、
今回、その絵が表紙を飾ることになり、
本日、出版記念展にお邪魔してきたのであります。
今日、初めてお父さんや、その関係者にお会いしたのでありますが、
申し訳なくとも自分では満足できる絵ではないので、
感謝の言葉を頂けば頂くほどに、
何やら自分の身体が縮むような気分になり、
御家族や支援者の御苦労を考えれば考えるほどに
絵の横に立ち写真になど撮られる頃には、
ナメクジの如く干からびてしまったのであります。

自分の実像と虚像が離れていく不安に、
知らぬ間に良い人を演じてしまわぬよう、
近々、悪魔を呼び起こしバランスをとらなきゃと、
すっかり干からびて梅干大になった脳味噌で考えたのであります。
何だか申し訳ないような後ろめたい今日一日でありました。
困った。困った。

デビ~ル!
    18:08 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
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早川修

Author:早川修
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