ウソブクタマシイ ある日の想い

 
11
 
thumb_1131736784.jpg
我輩は猫である。
名前はマルオである。
先日、体調を崩し三日間、飲まず食わずになり、
慌てた飼い主に病院に連れて行かれたところ、
猫白血病の診断を下されたのである。
我輩が驚いたのは、白血球とやらの数よりも体重である。
6.9㎏とは三日間のダイエットで随分スリムになったもんである。
秘かに猫世界で肉体美を誇った我輩であるからして、
目に見えぬ白血球の数よりも、これには堪えたもんである。
偉いもんで、痛い注射を我慢したせいか、飼い主の愛情の御蔭か、
否、元来の我輩の生命力のせいか一応の危機は脱したのである。
一応と書いたのには訳があって、
医者が言うには猫白血病からは脱したものの、
病の間に腎臓をやられた可能性があるという事なのである。
我が家の主は随分に心配したようだが、今のところ障害はない。
それよりも、我輩は御飯を食べねばいかんのである。
目に見えぬ白血球の数値よりも腎臓の数値よりも、
問題はヘルスメーターの数値である。肉体美なのである。
我輩は猫である。
家政婦は見たではないのである。飛馬を見守る明子姉さんでもないのである。
我輩は猫である。
飼い主が締め切った部屋の前で、御代わりを強請る猫なのである。
コラッ、にやにや笑ってないで、カメラなんぞ構えてないで、
お皿に御代わりを入れなさい。
我輩の秘かな目標は10kgなのだからして・・・・・・。
スポンサーサイト
    22:51 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
01
 
昨夜のフジコ・へミングさん格好良かったのです。
うろ覚えなのでありますが、
「指揮者でも演奏者でも若い時の方がいいと言う人もいるけれど、
私(の演奏)は今の方がいいわよ。だって、色んな事を知ったし、色んな事が解ったもの。一音一音に魂を込められるのよ。(演奏を)間違えたっていいのよ。」
なーんて、猫の乗っかったピアノを前に独特の口調でおっしゃるのであります。

音楽は音を楽しむと書くのに、
学校の授業のせいで、未だクラシックを学問か何かのように聴いてしまう癖が抜けきれない僕に、煙草を片手に演奏するフジコ・へミングさんの姿さへも格好良く写ったのでありました。んっ?僕って単純?
(だけど、学校の先生って、どうして音楽をああも面白くなくしてしまうんでしょう。)

こういう人を見ると年を経ることも悪くないなぁと思うのであります。
年をとって自分の絵が、どう変っていくのか楽しみになるのであります。
結局のところ生き方の問題。説得力の問題などと考えた秋の夜長でありました。
    22:54 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
プロフィール

早川修

Author:早川修
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード