ウソブクタマシイ ある日の想い

 
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昨夜、テレビ番組NHKアーカイブ「フジコ~あるピアニストの軌跡~」で、
始めてフジコ・へミングさんを観たのであります。
(NHKアーカイブ、過去のよりすぐりのドキュメントを観せてくれる番組で、
お気に入りなのであります。)
こちらの勝手な思い込みで、
ピアニスト、しかもショパンにリスト。それでもって、ハーフ、
おまけにお洒落な絵も描かれているところから、
繊細華奢で上品な初老の女性を想像していたのであります。
ところが、実際のフジコ・へミングさん、見事に裏切ってくれたのであります。
独特の服装に身を包んだ重心の安定した身体。
重たい声を投げつけるような話し方。
煙草を指にはさんだままピアノを弾く様は、
まるで、宮崎駿さんの描くキャラクターのようで、
それはそれで、たいへん魅力的なのでありました。

自分では、散々、「絵を通して僕を見ないでねっ」とか「僕を通して絵を見ないでねっ」と繰り返してきたくせに、ちゃっかり先入観を持って見ていたのであります。
結局のところ、僕が、絵を通して見られることを怖がっているのは、自分に自信がないからに他ならないのであります。僕も想像を裏切る魅力的な人になりたいなぁーっと思った秋の夜長でありました。
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京都の人形作家、前島哲也さんが有職ギャラリー久楽2階にて個展を開催されます。
詳しくはこちら↓
http://te28m.hp.infoseek.co.jp/
ホームページの方は、ちっと怪しいげになっておりますが、
個展の方は真面目な作品展です。(多分)
僕等は表現するにあたって、作品を創ることよりも、
公開すること、世に出すことに、苦労しております。
それでも自己満足で済ませたくないから何とかかんとか。
興味のある方、近郊の方は是非、足をお運び下さい。
ついでに感想なんぞ話して下さると作家としては有り難いもんなのであります。
たとえ普段は人見知りする作家でもねっ。(前島さんは人見知りせんなーっ。)

前島さん写真の無断転載ゴメン。
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生き物を飼うというのは、どう足掻いても人間の勝手だと思うのであります。
じゃぁ野良のほうが良いのかと問われても、
はっきりとした答えは出せないのであります。
家猫が10年は生きられるのに対し野良猫の平均寿命は2~3年なのであります。
ただ、はっきり言えるのは、野良よりも野生が良いということ。
環境を破壊し、野生から野良へと変えたのは人間であるということ。
生き物を飼うというのは、どう足掻いても人間の勝手だと思うのであります。
どれだけ愛情を注いでも行動を規制してしまうのであります。
自由を人間の都合で奪っているのであります。
環境の破壊もペットとして飼うのも人間の都合ならば、
せめて出来ることといえば、長生き出来る環境をつくること。
猫白血病を宣告された我が家のマルオ君、
順調に回復の兆しを見せてくれているのであります。
頑張れ!マルオ君!
    22:40 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
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以前、テレビのドキュメントで、
猫白血病、猫エイズの急速な拡がりを知っていたつもりだったけれど
ブラウン管の出来事はどこか遠く実感を伴えなかったのであります。
(こういう目線でしか見れないのはヤバイなぁーっ。)
ところが、晴天の霹靂、まさか僕の家がってやつでありまして、
我が家の愛猫マルオ君が猫白血病に侵されてしまったのであります。
(ウイルスによる病ということは、近所に苦しんでる猫がいるのだなぁ~っ。)
動物医学の進歩で、幸い今や不治の病ではなくなったということでありますが、
ちくっとブルーな今日この頃なのであります。
でも、慰めなんていらない。励ましなんていらない。
僕は確信的な希望を持ってるかんねっ。
頑張れマルオ君!
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冷たい土の中などに親父はいない。
ふるえる雲の上などにも親父はいない。
死んだら、それでしまいです。

機会もなく、積極的なきっかけもなく疎遠だった親戚や、
親父の我が儘に忍耐強く付き合ってくれていた友人の方達から、
親父の若かった頃の話、僕の知らない親父の話を聞く。
済んでしまった事だから、終わってしまった事だから、
根っからの芸術家であったと情熱的な人であったと笑い話になるけれど、
つくづく困った親父でありました。
当たり前の話でありますが、人の見方は目線は千差万別で、
それぞれの人に、それぞれの親父がいたのであります。

冷たい土の中などに親父はいない。
ふるえる雲の上などにも親父はいない。
ただ、思ってくれる人の心の中にだけ親父はいるのでしょう。
本日の天気は雨。
でも、いつだって何所か遠くの空は晴れていてくれるのであります。
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12日の朝、食事を喉に詰まらせた親父は、そのまま意識を失い、
そのまま意識が戻ることなく翌13日の0時01分、帰らぬ人となりました。
見舞いに行く毎に弱っていく親父を見、覚悟出来ていたせいか、
それだけの事をしていなかったせいか、
感傷は無い、喪失感は無い。
ただ、休み毎に「眠いなぁーっ。見舞いに行くの嫌だなぁーっ。さぼろかなぁーっ。いじけるだろうなぁーっ。」などと考えなくてよくなったのだな、などと下らぬ事をボンヤリと思うだけなのであります。
画は最後のクロッキー。見舞いに行って親父が寝ている度に盗み描きしていたのだけれど、
(起きている親父は最後まで怖くて描けなかったのだ。親父に見せるのが怖かったのだ。
絵に対しては最後まで親父にコンプレックスを抱いていたのです。)
これが最後のクロッキー。
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