ウソブクタマシイ ある日の想い

 
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かなり乱読、偏読でありますが、僕が読書家なのは姉の影響なのであります。
最初にはまった、星新一さん、北杜夫さん、遠藤周作さんは、姉の本棚からでありました。
姉の影響下から離れ最初に虜になったのが武者小路実篤さんでありました。
有名な「愛と死」や「友情」よりも、お坊ちゃん主義、理想主義なんて責められた「真理先生」シリーズ?に惹かれたのであります。
当時、出版されていた文庫本を買いあさり(当時10何冊か出されておりました。)
図書館で探しては読んでおりました。(それこそ、著作のほとんど読んだんじゃなかろかねっ。)ところが、この武者小路実篤さん、今、読むと余り感心しないのであります。
一時の麻疹文学だなんて言われる太宰治さんなんかは、今も時々、読み返すのに、
はて?何なんでしょう。
僕が何かを失ったのか、何かを得て過ぎちゃったのか。
何にしろ、本には出会う時期が重要なようです。
さて、さて、宣伝マンなのであります。
「春の古書大即売会」
いよいよ明日からなのであります。出会いを求めにGO!
http://www1.kcn.ne.jp/~kosho/koshoken/event.html

武者小路実篤さんと云えば、馬鈴薯か茄子の印象なのですが、
冷蔵庫を覗いたら、あいにくピーマンしかなく代用。上の絵の話です。やっぱり感じでんなぁーっ。
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    17:05 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
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今日、銀行でお金を下ろしましょうと、下駄をひっかけカランコロン歩いていると、
ウーウー激しいサイレンとともに横を消防車が駆け抜けたのであります。
火元は僕の行く銀行の近くでありまして、消防隊員の活動を目の前に出来たのであります。(幸いにも、火事には至らず、鍋が火を上げただけだったらしいです。)
テキパキと好いもんでありました。
僕の姉の友達に消防士フェチの人がいて、
色々な消防グッズを集めているらしいのですが、消防士を落とさんと狙っていたらしいのでありますが、いやーっ、なかなかカッコイイもんでありました。
消防車を前にして、火消しの衆を前にして、思わず僕も子どもの目になっちゃいました。
消防隊員を描いた映画に「バックドラフト」がありました。
そちらほど有名ではないかもしれないけれど、邦画でも竹中直人監督の「119」があります。僕の大好きな映画の一つなのであります。
この映画、小津安二郎監督へのオマージュになっていたりします。隅々まで楽しめるのであります。それにしても、鈴木京香さんの綺麗だったこと。
それに、音楽監督が忌野清志郎さんなのであります。古井戸の加名崎さんの歌があったり、サウンド・トラックもお勧めなのであります。
この映画のパンフレット、なかなか凝っていて、消防車のペーパークラフトになっているページがあります。
さぁ、ここで、宣伝マンなのであります。
京都勧業会館「春の古書大即売会」古い映画のパンフレットやチラシも置いてあります。
近郊の方、時間のある方はGO!
http://www1.kcn.ne.jp/~kosho/koshoken/event.html
    17:07 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
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文庫本には セピア色がよく似合う
暖かな色の灯の 喫茶店で
レモン・ティーなんぞを 前にして
OH!本を読む少女

京都は左京区岡崎の京都市勧業会館(みやこめっせ)で
「春の古書大即売会」が催されます。
5月1日(月)~5月5日(金)
午前10時~午後4時50分(最終日は4時終了)
古書だけでなく、古い映画のポスターや、ちょっとした版画なんかも扱われております。
近郊の本好きの方はGo!
僕の友達も出店してるんだ。

細く白い指で どんな物語を捲るの
どんな夢を馳せるの
古い丸いテーブルなんぞを 前にして
OH!本を読む少女

    17:16 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
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昨日16日に高田渡さんが、亡くなっちゃいました。
56歳、心不全による早すぎる死なのでありました。
高田渡さんと言えば、僕の好きな詩人の山之口獏さんの詩に曲をつけて何曲か歌われています。「武蔵野タンポポ団」時代の一曲にも、山之口獏さんの「告別式」があります。

告別式
お金ばかりを 借りて 歩き まわっているうちに
ぼくは ある日 死んで しまったのだ

奴も とうとう 死んでしまったのかと
人々は そう 言いながら 煙を立てに来て
次々に挨拶しては ぼくの前を立ち去った

こうしてあの世に 来て見ると
そこにぼくの オヤジがいて むくれた顔して 待っているのだ
なにを そんなに むっとしているのだと聞くと
お盆になっても 家からの ごちそうがなかったと すねているのだ

ぼくは ぼくのこのオヤジの 頭を なでてやったのだが
仏に なったものまでも お金のかかることを ほしがると思うと
地球の上で生きるのと おなじみたいで
あの世も この世も ないみたいなのだ

高田渡さんが、歌のように、あの世とやらで困っていないように、
好きな焼酎など飲んでいられるように、焼酎風呂などに浸かって鼻歌など口ずさんでいられるように御冥福を祈るのであります。
    17:18 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
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「アコースティックLIVE~SION with Bun Matsuda~」
4月8日京都磔磔へ行って来ました。
チケットは、誕生日の祝いにと、姉からの粋なプレゼントでありました。
アコースティックという事なので、しんみり聴かせる選曲中心かと思いきや、
思わぬ松田文さんのギターで、頑張りで、ランダムな選曲でありました。
ハコが小さかった事もありまして、バンドでの興奮と何ら変んない興奮でありました。
前に写真をやってる友達と「音楽はライヴがやれて、お客さんの生の反応が知れて、羨ましいなぁー。」と話した事があったのですが、
音楽に嫉妬させられた夜でもありました。
上の絵は、僕から見えたシオンさん。
有り難い事に、嬉しい事に、割と近くの席で、真正面から見る事が出来ました。
筆が走りすぎて真っ黒の絵になっちゃいました。
何だか飲み屋のオッサンみたいな絵だけれど、握っているのはマイクです。
絵が暗いのは、筆が走りすぎたせいだけじゃないのだなっ。
どんなに楽しくても、どんなにはしゃいでいても、
何で、僕は影の方を見ちゃうんだろう。何で、僕は陰へ陰へと吸い込まれちゃうんでしょう。明るく行きてえーなあーっ。
    17:19 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
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「桜の木の下には死体が埋まっている。」なんて、うそぶいたのは、梶井基次郎さんでありました。さすが作家さんであります。詩人であります。
妖艶に咲き乱れる桜を上手く表現したもんであります。
梶井基次郎さんの代表作と云えば京都を舞台にした「檸檬」であります。
残念ながら、その舞台となった本屋「丸善」から、当時の嗅ぎ取ることは難しいのであります。
本屋と言えば、また京都に大型書店が開店するようで、
最近の書店は、競うように大型化していく傾向にあるのでありますが、
なに、品揃えが充実していくのは悪い事では無いのでありますが、
どこの本屋へ行っても、デパートのようで、同じ品揃えで、独自の個性と言ったものが嗅ぎ取れず、何だか面白くないのであります。
本のジャンルごとに、それこそ百貨店みたいな、専門店の出店みたいにな集合体型大型書店が出来れば面白いのだけれど、
本屋の店員が、本の事を知らないんだもん無理だろうなぁーっ。
今の書店は、巨大化していく事で、衰退を早めた恐竜状態なのであります。
はて?今、梶井基次郎さんが生きていたならば、「檸檬」を書いたならば、
何処の書店を舞台に選ぶのでありましょう?
    17:21 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
07
 
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「三日見ぬまの桜かな。」と、かって文学少女だったと言い張る母親が呟いたのであります。
少々、怖ろしいので、えずいてしまうので、文庫を片手にした母の若い頃など想像もしたくないのでありますが、
僕が、古い日本の映画を愛しているのは、間接的に母の影響であります。
物心ついた時に、母が残していた文庫本、石坂洋二郎さん、源氏鶏太さんを読んだせいなのであります。それらの多くは、吉永小百合さん主演で日活で映画化されていたのであります。
ほんの数日前まで寒かったのに急ぎ足で春が来たようで、今日は(もう昨日ですねっ。)、「三日、見ぬ間の~。」どころか、朝に七部咲きだった桜が、昼には満開近く咲き乱れている、暖かな一日でありました。
そう言えば、石坂洋二郎さん、流行作家の判を押され、文壇からは忘れ去られていく作家さんでありますが、一時期は、それこそは出した作品、片っ端から映画化され、
桜の如く、咲き乱れ散っていった作家さんなのだなぁーっ。
桜の花って、他の花と違い、何やら業を抱えているように見えるのは、情念を醸し出しているように見えてしまうのは、何故なんでしょう?
実にもって日本的な花なのであります。
    17:23 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
03
 
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親父が脳梗塞で倒れてから、はや一年とちょっとであります。
救急隊員を看護士さんを悩ませた、100kgはあった身体も、
今は見る影も無く弱々しい限りであります。
見舞いに行った僕は、
独りで親父が暮らしていた家まで、車椅子を押して行き、
「また、ここに住みたいんやろ。まずは御飯食べて体力をつける事やで。」なんて、
もう無理な事は解っているのに、
思いがけずも、4月1日に吐き忘れた、嘘を吐いて参りました。
莫迦親父は、困ったもんで、
日によって、調子の良し悪しが激しいのでありますが、
体調が良ければ良いで理不尽な悪態を吐き、施設の方に、周りの者に迷惑をかけるのであります。
しかし、本当に困ったもんなのは、
そんな時の親父を持て余し、見舞いに行く時は、心のどこかで、
親父の調子が良くない事を望んでいる僕なのだなっ。
それでも、マルオ君、999の車掌さん、
僕は、ここから離れる訳には、いかんのだよっ。
    17:24 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
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