ウソブクタマシイ ある日の想い

 
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京都国立近代美術館「ゴッホ展」その1

 京都国立近代美術館であります。
ゴッホ展であります。巡りゆく日本の夢という副題がついております。
ゴッホさんの作品だけでなく、
ゴッホさんに影響を与えた浮世絵も一緒に展示されておるのであります。
前に観た「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」も同じような展示の仕方で、
その時にも感じたのでありますが、
洋画と浮世絵を交互に見せられると気持ちの切り替えが上手くいかずに
集中出来ないので好きではありません。

京都国立近代美術館「ゴッホ展」その2

 しかし、ゴッホさんの厚塗りの油絵に発色、印象ともに負けない広重さん北斎さんは、
改めて凄いもんであります。
忘れがちでありますが、浮世絵は一部の愛好家のためのものでなく
庶民のものだったのであります。
当時の日本の文化水準は高かったのでありますねっ。

京都国立近代美術館「ゴッホ展」その3

 森村泰昌さんが製作したゴッホさんの《寝室》であります。
写真撮影自由とは知っておったのでありますが、
残念ながら上がって絵の一部になることは出来ず、手前での撮影のみでありました。
作家の藤本義一さんがゴッホさんのファンで、
別荘の小部屋に同じようにゴッホさんの《寝室》を作られておりました。
ちくっとした縁で、一度、話せてて頂いたことがあるのでありますが、
その時にゴッホさんは狂人だったから、あのような絵を描けたのでなく、
正常に戻った時に絵を描かれていたのだとおっしゃられておったのであります。

京都国立近代美術館「ゴッホ展」その4

 うーむ・・・・・・しかし・・・・・・僕は・・・・・・やっぱり、ゴッホさんは、き〇がいだったと思うのだっ。
何故、そこに赤を使う。あぁ、線で描くのねっ。
チューブからひねり出したままの絵具を使うのねっ。
上手く描けないからと耳を切り落としちゃったゴッホさん(諸説有り)
浮世絵を油絵で模写したゴッホさん、
僕等は技術じゃないところにゴッホさんには惹かれるのだけれど、
僕は、そっちには行けないし、行きたくないのねっ。
僕は、別の道から歩いていくぞなゴッホさん。
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    22:14 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
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雪の東山

 寒い、寒い。底冷えの京都なのであります。
そして、あっけなく寒さに負けた僕は半冬眠状態なのであります。

市川屋珈琲

 しかし、気力を振り絞って・・・・・・あぁ、雪降っとたのかっ・・・・・・東山散歩前編なのであります。
まずは、今、フルーツ・サンドイッチで話題の市川屋珈琲であります。
時間が良かったのか、僕は待たずに入れたのでありますが、
僕の後、しばらく行列が出来ていたのであります。
しかし、店の混み具合にもかかわらず店内は静かであります。

市川屋珈琲モーニング

 聴こえるか聴こえないかと微妙なBGM。
清潔な店内。テキパキとした従業員。コーヒーを注ぐ前に湯煎。
禁煙なのは残念でありますが、好い喫茶店であります。
硬派な僕はフルーツサンドでなくモーニングを注文。
(もうちくっと酸味の強いコーヒーの方が僕は好みかなっ)
ほとんどのお客が頼んでいたフルーツサンド、厚切りで女性にはちくっと食べづらそうでありました・・・・・・
見栄を張らずに頼めば良かった・・・・・・。

河井寛次郎記念館その1

 本日の目的地その1の河井寛次郎記念館であります。
河井寛次郎さんは土と炎の詩人と呼ばれた陶芸作家であります。
窯を使えなかった戦時中、多くの言葉を残されているのであります。
「うちの父が好きなの。早川さんなら、きっと好きになるわ」と河井寛次郎さんの本を貸して貰ったのは、
あれは何年前のことでありましょう。

河井寛次郎記念館その2

 この写真を観てピンときた人は、かなりの寅さんファンでありましょう。
第29作「男はつらいよ あじさいの恋」でロケ地となった場所なのであります。
寅さんシリーズ、屈指の切なさを描いた映画と実体験が相まって・・・・・あぁ・・・・・・。

河井寛次郎記念館その3

 気を取り直して、ほいっ。
しかし、落ち着くのであります。
この家屋自体、河井寛次郎さん自らの設計だそうであります。
さすが、民芸運動に関わられておった河井寛次郎さんであります。
見た目の綺麗さだけでなく機能美にもこだわられて調度品を選ばられておるのであります。

河井寛次郎記念館その4

 好い具合にお尻が収まるのよぅこれが。
 
河井寛次郎記念館その5

 「はっ!」中庭に宮沢賢治さん!

河井寛次郎記念館その6

 北大路魯山人さんの本を読んだ時に、若手の有望株に河井寛次郎さんの名を上げながらも
絵が拙いと批判されていたのは驚いたものであります。
当時、北大路魯山人さんの絵の方が朴訥に見えて
河井寛次郎さんの絵は僕にはデザイン的に見えたからであります。

河井寛次郎記念館その7

 うーむ、今もって解らん。
成長出来とらんのか僕は・・・・・・。

河井寛次郎記念館その9

「売るという事が始まってからの物の乱れ、
わかりもしない人の好みを相手に作る事からの物の乱れ、
先ず自分の為に作らねばならない、自分を喜ばす物から作らねばならない、
それからだ、それからだ 」
河井寛次郎さんの言葉であります。

河井寛次郎記念館その8

 「あんたも、しっかりしいやぁーっ(色んな意味でな)」
帰りに猫が見送ってくれたのであります。
しかし、記念館に住んでいるとは羨ましい限りの猫であります。
冬眠してる場合ではありませんねっ。
    23:02 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
18
 
2017年「ミュシャ展」その1

先週、京都伊勢丹にある美術館「えき」KYOTOで催されている
君も猫もみんなみんな大好き「ミュシャ展」に行ってきたのであります。
ミュシャさんの描かれるようなデザイン系繊細かつ緻密なお洒落絵は、
僕の描く絵からは遠いところにある分、憧れを持っているのであります。
しかし、風邪で体力とともに感性も低下しているのか、
以前、京都市の美術館で観た時よりも心が揺さぶられなかったのであります。
完成したリトグラフの作品よりも、
デッサンや下描き、作品の基になったモデルさんの写真に興味をそそられたのは、
僕の観方の問題なのかもしれませぬ。

2017年「ミュシャ展」その2

 しかし、デッサン、上手いです。
「デッサンが出来なければ、デッサンのいらん絵を描けばいいんやぁーっ」と
抽象画を描いていた先輩がおりましたが、やっぱり基本が出来ていないと駄目なのだなぁーっ。
ちくっと、僕の課題である、色気のある絵に挑戦したくなってきたのであります。
記念品グッズとともに、これが収穫といえば、収穫でしょうか。

京都国立博物館「国宝」展その1

 それで、本日は京都国立博物館「国宝」展へ行って来たのであります。
本日の空模様は雨。朝一なら空いているだろうと、
早めに出かけたのでありますが、あぁ・・・・・・長蛇の列。
先週の「ミュシャ」展は、ほとんどのお客さんが女性でありましたが、
こちらは、男女問わず様々な年齢層。子連れもちらほら。
うーむ、小学生が見るには面白い展示とは思えないのだけれども・・・・・・。

京都国立博物館「国宝」展その2

 ニヒルに決めるトラリン。
トラリンの後ろの入場待ちの長蛇の列が見えるでしょうか?
しかし、来る時期を間違えてしまった。
「雷神風神」も「天平美人」も「松林図屏風」の展示も終わっておった。
一期から4期までで入れ替えされておったのだなぁーっ。

京都国立博物館「国宝」展その3

 惹かれたのは、僕の云わば専門であるはずの絵でなく、
尾形光琳さんの「燕子花図屏風」「源頼朝像」でなく、土偶に仏像......そしてトラリンでありました。
どうも風邪で熱ぽいせいか、
今の僕は、洗練されたものよりも作り手の体温の残るように感じられるものに惹かれるようです。

京都国立博物館「国宝」展その4

 誰ぞやが、どんなに技術のある写真家が取った写真も、
恋人の旅先でのスナップ写真、何気ない家族写真には勝てないなんてことを書いていたけれど、
何の思入れもない源頼朝さんの肖像画を見ても技巧以上のものを見いだせなかったのであります。
あーぁぁ「雷神風神」観たかったなぁーっ。
    22:02 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
06
 
2017年奈良町資料館

 奈良町資料館で催していた「奈良の空の下 優しく微笑もお地蔵さん」小池正さんとの二人展、無事終了しました。
お買い上げ下さった方々は勿論、来て下さった方々、応援して下さった方々、ありがとうございました。

小池さん作品その1

 急に寒くなったせいか、三連休の前日だったせいか、思っていたよりも客足が伸びずに
写真のように、不安に黙り込んだり、欠伸をしたり

奈良まち神社の猫神様

 神社の猫にお祈りしたり

2017年興福寺おみくじ

 おみくじを引いて行末を案じたり
おっ!大吉!
しかし・・・・・・
 仕事運 失敗の後が肝心。素直に認めよ。
 商売  下降線をたどる。辛坊せよ。
・・・・・・これは、大吉なのか?

二人展、花を頂きました。

 ちくっと不安を抱えておったのでありますが、
大輪の花とはいかずまでも、ちくっとだけ花を咲かせ、
タンポポの綿毛のようなものを幾つか飛ばすことができたようであります。

「奈良の空の下優しく微笑むお地蔵さん」その1

「奈良の空の下優しく微笑むお地蔵さん」その2

「奈良の空の下優しく微笑むお地蔵さん」その3

 僕の絵が、小池さんの作られるお地蔵さんの世界を壊さないかと危惧しておったのでありますが、
来て下さった方の話しでは、概ね好評だったようで、安堵しておるのであります。

「奈良の空の下優しく微笑むお地蔵さん」その4

 仏頂面でありますが、微笑んでおるのであります。
さてさて、奈良から余計なもの(風邪)まで頂いてしまったようで、
しばし、休息いたしますが、今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。
ではでは、あらためまして、小池さんの作品をお借りして

「奈良の空の下優しく微笑むお地蔵さん」その5


    23:43 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
28
 
『暢気眼鏡』その1

ナカガワ暢さんの個展に伺ってきました。

ナカガワ暢活動10周年記念個展
『暢気眼鏡』
10/28(土)~11/5(日) 11:00-18:30
(最終日は17:30まで)
アートステージ567
京都市中京区夷川通烏丸西入92 075-256-3759

10周年ということで、これまでの集大成のような展示でありました。
飾ってあった苔から生えたキノコのように可愛らしくも生命を宿した展示でありました。

『暢気眼鏡』その2

 素描からイラストにデザイン系まで、幅広い展示でありました。
もしかして、男性は女性に敵わないのかもしれません。
意外と思われるかもしれませんが、
男性の描く線より女性の描く線の方が大胆なのであります。
おまけに細やかさでも男性陣は分が悪いのであります。

 写真を撮ってもいいとのことでありましたが、
是非、足を運んで本物を観て頂きたいので、ほんのさわりだけ、
販売されていたものだけを写してきたのであります。

『暢気眼鏡』その3

 今回、僕が気になっていたのが、暢さんが学生時代に油絵具で描かれた自画像と、
今回の展示に向けて描かれた自画像だったのであります。
うーむ、そう来たかっ。ちくっとズルイなぁーっ。
いや、今の暢さんはこうなのかなっ。
気になった、お方は是非、ご自分の目で確認してくださいませ。

『暢気眼鏡』その4

 べっぴんさんのクリアファイル(500円)を頂いてきたのであります(安い)。
しかし、物販の一個一個にバッジ付けてたら赤字じゃないのかな?
クリアファイルのバックにあるのは、月曜日までに仕上げにゃいかん僕の版画の台紙なのであります。
あらららら。
あぁ、僕も台紙じゃなくって絵を描きたくなってきた。
しかし、手を出してしまったら確実に間に合わんなぁーっ。
絵を描くって楽しいねって思わせてくれる明るく楽しい展示だったのであります。
    00:35 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
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