ウソブクタマシイ ある日の想い

 
10
 
版画「映画館」

 創作の先輩、京都在住の人形作家前島哲也さんの作品が、舞台美術に使われてるとあって、
久々に映画館に足を踏み入れたのであります。
「DESTINY 鎌倉ものがたり」
残念ながら、単館の映画館ではなく、幾つもの劇場が入った複合型映画館。

「鎌倉ものがたり」パンフレットその1

 幾つもの映画が上映されるのにパンフレット売り場は一つ。
しかも、仮面ライダーの映画は舞台挨拶があるとかで、売り場は行列。
やっぱり嫌だ。複合型映画館。
それでも、久々の大きいスクリーンで観る映画は・・・・・・単館の映画館のスクリーンより小さくない?

「鎌倉ものがたり」パンフレットその2

 おぉ!ちゃんと最後のクレジットに前島さんの名前がありました。
パンフレットのクレジットにも・・・・・・・こんな小さい字、誰が読めるんだと思ったら、
装飾の方のインタビューに前島さんの名前が!
お仲間の方は、買うべし!(今のパンフレットって720円もするのだっ)

「鎌倉ものがたり」前島さん

  僕が見つけられたのは、人形5体、ミイラ一体に面1つ。
実際にはもっと映っていると思います。
肝心の映画の感想でありますが、
良くも悪くもファミリー向けの映画でありました。
つぼは押さえているのに、役者も舞台も揃っているのに、
それが足かせとなって踏み込めない感じでありました。
隣で上映している仮面ライダーだってポケモンだって、もっと暴力的なのに、
掘り下げれば、もっと魅力的になるのに、
きっと監督さんは善い人なのでありましょう。
あぁ、勿体ない。
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寅さん

 巷では規制が緩くなったおかげで、おまけ付きの雑誌が多く出版されております。
自分で作るエレキ・ギターは我慢しました。2眼レフ・カメラもプラネタリウムも我慢しました。
今のところ、昔のプラモデルも我慢しております。
「大草原の小さな家」も「奥様は魔女」も「刑事コロンボ」も我慢しました。
日本のSF映画は一作目の「ゴジラ」だけで我慢しました。
時代劇マガジンは片岡千恵蔵さんと市川右太衛門さんの2大巨頭の並ぶ「忠臣蔵」だけで我慢しました。
今回、見つけたのは「男はつらいよ 寅さんDVDマガジン」。
どれだけ我慢出来るのか、財布が不安なのであります。

 寅さんを見ると親父を思い出すのであります。
一線を超えてしまう寅さんのような親父でありました。
自分はハチャメチャなくせにヤクザやテキヤを嫌っておりました。
僕には、今や、すっかり更生して、おまけに肥大化した弟がおるのでありますが、
その弟、その昔、テキヤを営んでおりました。
友人(多分、女性だな)と祭に出かけた親父、
店を出す弟を見つけたのでありますが、
友人に対して、恥ずかしくって声をかけられなかったそうであります。
そんな親父を恥ずかしがらせた弟でありますが、
とある桜の名所に出店しておった時に、
ちくっと酔っ払った兄が(つまり僕だな)ギターを持って現れ、
恥ずかしかったらしいのであります。
ジャンケンのグー、チョキ、パーでありますな。三すくみであります。

本日「男はつらいよ」を観て涙したのでありました。
    00:34 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
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前日に搬入し終えたため東京2日目の本日はフリーのおのぼりさん。
旅に出ると、いつもそうであるように早くに目が覚め行動開始。
この性質は、友人らと旅に出ると朝、早くからごそごそ動き始めるので非常に嫌がられるのであります。
ウキウキしてなのか、枕が合わないせいなのか、単なる年寄り現象なのか、
自分でもよく解らないのでありますが、その土地の素顔を見るなら早朝が好ましいのであります。
日が昇って観光地化しちゃうと、何処の土地もそう大差ないのでありますからして。
本日の目当ては映画「男はつらいよ」の寅さんの故郷、柴又なのであります。
駅を降りると早速、銅像の寅さんがお出迎え「どうぞーぅ」なんちって。
帝釈天へと続く参道は映画とは違い土産物屋さんばかりですが、
まだ開いていない時間だけあって通りは、ジョギングする人、散歩する人、店の準備をする人の
地元民ばかりで、なかなか好い雰囲気なのであります。
帝釈天の門をくぐると、シミューズ姿のお婆ちゃんが犬を連れてお参りしていたりと
まるで映画のひとコマのようなはまり具合。束の間、ゆったりとした時間に身をゆだねられたのであります。
その後に行った寅さん記念館でも、映画のような光景。
常連客らしきランニングシャツを着た理解遅れらしき男性が、
はしゃぎながら誰に聞かせるでなく展示物を一つ一つ説明して回っているのであります。
記念館では、この男性を認知している様子。
何やら山田洋次監督が喜びそうなシチュエーション。
僕も映画の登場人物の一人になったような感覚でありました。

そうそう和んでばかりもいられない。明日より個展。頑張らねば。踏みこたえねば!

    21:39 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
14
 
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迷惑極まりないヤクザを格好良く描いた映画を僕は避けていたのだけれど、
テレビで放送していた「女渡世人」を何となく観始めて、
僕は魅せられてしまったのであります。
カッコイイぞ!藤純子!美しいぞ!藤純子!
上手く例えれないけれど、もの凄く日本文化的な美しさなのであります。
細身の日本刀のような美しさなのであります。
任侠映画おたくだったタランティーノ監督が、
ある種のオマージュとして「キル・ビル」を撮ったのは有名な話。
見比べてみると、よく解るのであります。
「キル・ビル」には大きなものが欠け落ちているのであります。
それで、あんな暴力馬鹿映画になっちゃったのだなっ。
型と様式美とは違うのであります。

うーむ、近代のヤクザ映画は駄目だけれど、任侠映画なら許せてしまうかもしれない。
あくまでファンタジーとしてだけれどねっ。

         あっ!こんな絵を描いている場合ではないのだ。
         注文して下さっているお客さん、もうちくっと待っててねっ。
    23:02 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
 
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母とテレビで観た映画「江戸っ子祭」が思いのほか良い出来だったのでびっくり。
この映画、1958年の作品。
今から49年前、母がまだ中学生だった頃の映画なのであります。
今でも時々、リメイクされる一心太助ものなのであります。
調べてみると、当時興行成績では同じ頃に作られた中村錦之助の一心太助の方が良かったようです。
少し前に、こちらも観たのですが、こちらの方は、ベタ過ぎて僕には、どうも・・・・。
どちらにしろ、今作られている御バカ時代劇とは雲泥の差なのであります。
品のいい色気があるのであります。
そういえば、男前の概念が変ったのか、
(長谷川一夫さんは当時、大変な二枚目スターだったらしいです。)
こういう顔(浮世絵に描かれた歌舞伎役者顔とでもいうんでしょうか)をした人を、
見ないような気がします。
女優さんの方は、お目々パッチリで今の美人さんの概念と変っていないような気がするのでありますが。


江戸っ子祭
  1958年大映
 監督 島耕二
 出演 長谷川一夫 川口浩 野添ひとみ 中村鴈治郎 志村喬

    22:50 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
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